EJSPUR | トレース情報 解析 | Sohwa & Sophia Technologies

1. 取得したETMトレース結果を用いて、各関数に対する解析情報を表示します
2. 複数の関数を同時に表示することができます
3. 表示対象の関数は、読み込まれているロードモジュールの関数リストから容易に選択することができます
4. トレース記録を用いた実際の実行履歴を用いて解析を行うので、設計時には想定していなかった動作も明らかになります
5. 表示ウィンドウは、複数の関数の解析情報を一覧表示するウィンドウ（トレース情報解析ウィンドウ）と、1つの関数に着目して解析情報を表示するウィンドウ（エリア解析ウィンドウ）の2種類を用意しています

1. カバレッジ（実行網羅率表示） 図中①

• 関数のプログラムコード全体の中で、実行（コードフェッチ）が行われた部分が占める割合をパーセンテージで表示します
• 未使用コードの割合を把握することにより、以下に役立てることができます
  1. プログラム全体が正常に動作しているかの診断材料となります
  2. 未使用コードの排除することにより、メモリ使用の圧縮が可能になります⇒リファクタリング対象
  3. 新しいテストケース作成による品質向上が図れます

2. プロファイル（実行回数表示） 図中②

• 関数の実行頻度（回数）を表示します
• この機能によってプログラムのどの部分が頻繁に実行され、どの部分が実行されていないかを知ることができます
• 頻繁に実行される部分の把握することにより、以下に役立てることができます
  1. 占有率の高い部分のチューニング、又は呼び出し回数を減らすことにより、プログラム全体のパフォーマンスを向上させることができます⇒リファクタリング対象
  2. 呼び出し回数の多少により、コードレビューや単体試験の範囲特定に利用できます
  
  

3. パフォーマンス（実行時間表示） 図中③

• 対象関数の実行時間を表示します
• 対象関数が実行された回数分、実行時間を表示します
• 最小測定時間、最大測定時間、平均測定時間をまとめて表示することができます
• 実行時間を把握することにより、以下に役立てることができます
  1. 時間がかかっている関数が調べられ、プログラムの性能評価を行うことができます
  2. 各関数の実行時間のばらつき等を調べることができます

関連するE j SPUR主な特長

• ・クイックトレースウィザード
• ・変数トレース
• ・コール履歴
• ・リプレイ／バックトレース
• ・トレース結果表示絞込み
• ・各機能を使ったデバッグ例