トレース情報解析
機能概要
- 取得したETMトレース結果を用いて、各関数に対する解析情報を表示します
- 複数の関数を同時に表示することができます
- 表示対象の関数は、読み込まれているロードモジュールの関数リストから容易に選択することができます
- トレース記録を用いた実際の実行履歴を用いて解析を行うので、設計時には想定していなかった動作も明らかになります
- 表示ウィンドウは、複数の関数の解析情報を一覧表示するウィンドウ(トレース情報解析ウィンドウ)と、1つの関数に着目して解析情報を表示するウィンドウ(エリア解析ウィンドウ)の2種類を用意しています
表示(解析)項目
1. カバレッジ(実行網羅率表示) 図中①
- 関数のプログラムコード全体の中で、実行(コードフェッチ)が行われた部分が占める割合をパーセンテージで表示します
- 未使用コードの割合を把握することにより、以下に役立てることができます
- プログラム全体が正常に動作しているかの診断材料となります
- 未使用コードの排除することにより、メモリ使用の圧縮が可能になります⇒リファクタリング対象
- 新しいテストケース作成による品質向上が図れます
2. プロファイル(実行回数表示) 図中②
- 関数の実行頻度(回数)を表示します
- この機能によってプログラムのどの部分が頻繁に実行され、どの部分が実行されていないかを知ることができます
- 頻繁に実行される部分の把握することにより、以下に役立てることができます
- 占有率の高い部分のチューニング、又は呼び出し回数を減らすことにより、プログラム全体のパフォーマンスを向上させることができます⇒リファクタリング対象
- 呼び出し回数の多少により、コードレビューや単体試験の範囲特定に利用できます
3. パフォーマンス(実行時間表示) 図中③
- 対象関数の実行時間を表示します
- 対象関数が実行された回数分、実行時間を表示します
- 最小測定時間、最大測定時間、平均測定時間をまとめて表示することができます
- 実行時間を把握することにより、以下に役立てることができます
- 時間がかかっている関数が調べられ、プログラムの性能評価を行うことができます
- 各関数の実行時間のばらつき等を調べることができます