バスサイクルの基準となるクロック信号。バスクロックの周波数が高いほどデータ転送速度を上げられる。CPUコアへ外部から与えられるクロックとバスクロックは必ずしも一致しない。CPUへの外部クロックは内部で逓倍されている場合がある。
さらにそのCPUが外部メモリにアクセスする場合、CPUの内部クロックのスピードそのままでは早すぎる場合があるので、そこでもバスクロックを落としてアクセスさせている場合がある。またCISCアーキテクチャーのCPUの場合、1バスサイクルが2クロック以上のバスクロックに相当する場合があるので、RISCアーキテクチャーCPUと単純にバスクロックの周波数だけで比べるのは危険である。