プログラムの実行を止めることを、ブレークという。ブレークポイントとは、止めたい場所の事を言う。通常は止めたいアドレス値を言う。2種類のポイントを持ち、
1)ハードウェアブレークポイント:
外部、またはデバッグ機能をもったCPUが持っているハードウェアコンパレータにそのハードウェアブレークポイントを設定しそこを通過する時にブレークさせる。
2)ソフトウェアブレークポイント:
止めたいブレークポイントの所にブレーク専用の命令語をユーザプログラム上の命令と置き換えてそこを通過する時にブレークする機能。よってソフトウェアブレークポイントは、ROMのような書き換えのできない場所には設定できない。この場合はハードウェアブレークポイントを置く。 ハードウェアブレークポイントはハードウェアで構成しいるためにポイント数に制限があるが、ソフトウェアブレークポイントは原理上ポイント数に制限がない。