>Universal Probe BlueがホストPCに認識されない。 1. Universal Probe Blue本体のPOWER LEDが点灯しているか確認してください。
2. USBハブを使用している場合は、Universal Probe BlueをホストPCに直接接続してください。
3. Universal Probe BlueをホストPCの別のUSBポートに接続してください。
4. 添付のUSBケーブルを使用してください。
5. 認識しなかったホストPCのUSBポートに別の機器を接続して使用できるか確認してください。
6. 別のUniversal Probe Blueを同じUSBポートに接続してください。
7. デバイスマネージャの「ヒューマンインタフェースデバイス」に以下のデバイスが存在するか確認してください。
- HID 準拠デバイス (VID=0CEB)
- USB 入力デバイス (VID=0CEB)
参考画像をご確認下さい。
8. ホストPCを再起動して、再度接続してください。
9. 添付のUSBケーブルが他のデバイスで使用できるか確認してください。
10.本体のボタンを押しながらUSBケーブルを接続し、10秒以上押してPOWER LEDが点灯したら離します。
その後Firmware Selectorでファームウェアを書き換えてください。
>POWER LEDが点灯しない。 1. 電池で動作させている場合、電池を交換するか充電可能であれば充電してください。
2. WATCHPOINTでファームウェアの更新を行ったり、Firmware Selectorで「標準構成」のファームウェアを書き込んでください。
3. デバイスマネージャの「ヒューマンインタフェースデバイス」に以下のデバイスが存在するか確認してください。
- HID 準拠デバイス (VID=0CEB)
- USB 入力デバイス (VID=0CEB)
参考画像をご確認下さい。
>本体を振るとカラカラと音がする。
>本体が異常に熱い。 1. 温度を測定し、室温より40℃以上高い場合はすぐに使用を中止してください。
無償保証期間内であれば、弊社までご連絡ください。
2. Universal Probe Blueを重ねてお使いいただくと、重ねた部分の温度が高くなります。
本体が異常に熱くなる場合は重ねずにご使用ください。
それでも室温より40℃以上高い場合は、直ぐに使用を中止し、弊社までご連絡ください。
3. すぐにUSBケーブルを抜き、Universal Probe Blueとターゲットの接続を間違えていないかご確認ください。
誤った接続をした場合、信号のショートによって異常に熱くなる可能性があります。
>RUNボタンを押しても動かない。 [CMSIS-DAP]
割り当てられた機能はありません。動作しないのは正しい結果です。
[Logic Analyzer / Pattern Generator]
1. CMSIS-DAPのファームウェアになっていないか確認してください。
2. 各ソフトウェアで、「本体RUNボタンによる制御」が有効になっているか確認してください。
[WATCHPOINT]
1. CMSIS-DAPのファームウェアになっていないか確認してください。
2. ボタンを押した後「STATUS」もしくは「ERROR」のLEDが点灯するか確認してください。
>Universal Probe Blueがソフトウェアから認識されない。 [CMSIS-DAP]
ファームウェアが「CMSIS-DAP構成」になっているか、Firmware Selectorで確認してください。
[CMSIS-DAP以外]
ファームウェアが「標準構成」になっているかFirmware Selectorで確認してください。
>Universal Probe Blueが使用中のままになり、選択できない。 1. Universal Probe BlueをホストPCから一度外し、再度接続してください。
2. ホストPCを再起動してください。
>ターゲットを検出しない。 [共通]
1. ターゲットに電源が入っているか確認してください。
2. ケーブルが正しい向きで接続されているか確認してください。
3. 最新のソフトウェアか確認してください。
4. 最新のファームウェアか確認してください。
[CMSIS-DAP]
1. MDK-ARMの場合、DebugタブとUtilitiesタブの両方でCMSIS-DAPを選択しておく必要があります。
2. SWDを選択して試して下さい。
>WATCHPOINTのインストールがなかなか始まらない。 CDから直接インストーラーを実行してインストールした場合、ファイルの展開で時間がかかる場合があります。
インストーラーをハードディスクにコピーし、コピーしたインストーラーでインストールすることで改善できます。
>WATCHPOINTのライセンスが登録できない。 1. 入力したSSSキーが正しいか確認してください。特に「0(ゼロ)とO(オー)」は間違えやすいのでご注意ください。
2. WATCHPOINTを起動し、[実行]メニューの[ファームウェアの更新]でファームウェアを更新してみてください。
>WATCHPOINTでプロジェクトファイルの作成時やプロジェクトファイルを開く時に何らかのエラーが発生する。 [共通]
1. Universal Probe Blueとターゲットをバラ線で接続している場合は、TCK(SWCLK)の線を他の線と隣接しないようにし
できるだけ線を短くしてください。
2. Universal Probe Blueとターゲットをバラ線で接続している場合は、コネクタが付いたケーブルに変えてみてください。
3. ターゲット上のCPUへのリセット信号(SRST)がLowレベルになっていないか確認してください。
4. ターゲット上のCPUへのTRST信号がLowレベルになっていないか確認してください。
5. ターゲット上のCPUへの供給電源が安定しているか確認してください。
6. ターゲット上のCPUに入力しているクロックが安定しているか確認してください。
7. ターゲット上のCPUの動作モードがJTAG制御できないモードになっていないか確認してください。
8. ターゲット上にショートピンやディップスイッチがあり、それらが影響していないか確認してください。
[ARM]
1. JTAGでもSWDでも接続できる場合は両方の接続で確認してください。
>WATCHPOINTでフラッシュメモリに書き込みができない。 1. 選択しているデバイスや設定が正しいか確認してください。
2. フラッシュメモリのクリアは行っているか確認してください。
3. JTAG(SWD)クロックの周波数を下げて確認してください。
4. フラッシュメモリにライトプロテクトがかかっていないか確認してください。
5. ターゲット上のショートピンやディップスイッチが影響していないか確認してください。
6. 別のターゲットや別のUniversal Probe Blueで書き込みできるか確認してください。
7. ソフトウェアが最新バージョンではない場合、最新のソフトウェアを使用して確認してください。
最新のソフトウェアは以下から入手できます。
>ダウンロードしたソフトウェアのインストールを開始すると「WindowsによってPCが保護されました」と表示される。 WindowsのSmartScreenの機能により、本警告が表示される場合があります。
「WindowsによってPCが保護されました」の表示から詳細情報を表示し「実行」ボタンを押す事でインストールできます。
>ソフトウェアが起動しない。 1. ".NET Framework 4.5"、"Visual Studio 2013 Visual C++ 再頒布ライブラリ" がインストールされているか確認してください。
2. 他のアプリケーションを全て終了して再確認してください。
3. 対応OSで動作させているか確認してください。
4. ソフトウェアを再インストールしてください。
5. ソフトウェアに管理者権限を付与して起動できるか確認してください。
>処理速度が遅い。 1. ホストPCが必要スペックを満たしているか確認してください。
2. USB 1.1のポート、ハブを使用していないか確認してください。
3. ウィルススキャンを実行していない確認してください。
4. ネットワークを経由してファイルを参照したりすると遅くなる場合があります。
>動作仕様通りの速度が出ない。 ターゲット側の回路負荷にも依存しますので、仕様通りの速度で動作しないこともあります。
>出力信号の波形が歪む。/振幅が小さい。 出力インピーダンスが高いため、負荷の大きなターゲットでは波形が歪んだり、振幅が小さくなる場合がありますが仕様です。
>ファームウェアを書き換えたあと、Firmware Selectorに表示されない。 Universal Probe BlueをホストPCから外し、再接続してFirmware Selectorの更新ボタンを押してください。
>Logic Analyzerで取得したデータがずれている。 サンプリングのタイミングによってズレることがありますが仕様です。
>Logic Analyzerで取得したデータがおかしい。 1. GNDが正しく接続されているか確認してください。
2. GNDの接続本数を増やしてください。
3. スレッショルド電圧レベルを変更してみてください。
>Logic Analyzerでシーケンシャルトリガの設定ができない。 パターンエッジトリガの設定をしているチャネルはシーケンシャルトリガの条件に使用できません。
パターンエッジトリガの設定を「×」に変更してからシーケンシャルトリガを設定してください。
>Logic Analyzerでパターンエッジトリガの条件を変えたが、条件が反映されない。 パターンエッジトリガの条件は測定中には反映されません。一度測定を停止して、再度測定を行ってください。
>Logic Analyzerで全てのパケットが解析されない。 環境設定ダイアログで解析パケット数の上限を変更することができます。
ロジックアナライザのソフトウェア・ユーザーズ・マニュアルをご参照下さい。
>出力した信号がずれている。 ハードウェア・ユーザーズ・マニュアルにも記載していますが出力にはビットスキューが存在します。
接続しているターゲットによってはさらにずれる可能性がありますが仕様です。
>Boundary-Scan ToolでJTAGチェーンに接続しているデバイスが表示されない。 表示されていないデバイスのBSDLファイルを入手し、設定してください。
設定方法はソフトウェア・ユーザーズ・マニュアルをご参照下さい。
>BSDLファイルを読み込んだがエラーになる、または正しく読み込まれない。 BSDLファイルのフォーマットが正しいか確認してください。
>未定義デバイス用のBSDLファイルを追加しましたが、「整合性テスト」が失敗します。 以下の手順を試してください。
プロジェクト ビュー → ボード → 追加したデバイスを右クリックし、コンテキストメニューを開く → デバイスプロパティを選択。
デバイスプロパティのダイアログボックスが開きます。「IDCODE比較を無視する」のチェックボックスをチェックしてください。
>5台以上接続した時に認識しない。 一つのRoot HUBに4つまでしか接続できません。別のUSBポートに接続してみてください。
参考画像をご確認下さい。
>Eclipse動作後、他のソフトウェア(Logic Analyzerなど)が使用できない。 Universal Probe Blueの電源を入れ直してください。
>同梱されていた紙を無くした。